F5 Labs - Index

ようこそ

ようこそ、 NGINX Controller labへ

はじめに

インストラクターより提供される手順に従ってラボを進めてください。 すでにこのガイドを閲覧されている状況であれば、UDFの環境を実行しているかもしれません。

Important

このラボのすべての作業はWindows Jumphost(RDP)から行います。皆様のローカルのシステムに対するインストールや操作は必要ありません

“jumphost-1”というUDFインスタンスにRDPを使用し、adminアカウントでログインしてください。 提供されるUDF環境によって画面のデザインが異なる場合がありますがご了承ください

_images/IntrojumpHostAccessMethod.png
Username Password
Administrator BZ8D8MCVR

Lab Topology

このラボ環境では主に以下のコンポーネントが実行されます

  • 3 X NGINX Controller Instances (v3.x)
  • 1 X Postgres Database Instance (NGINX Controllerで使用)
  • 3 X NGINX Plus Instances w/ agents installed (CentOS 7)
  • 1 X Application Servers (apps running in Docker on Ubuntu 18.04)
  • 1 X Windows Domain Controller (Windows 2019 Server)
  • 1 X Load Generator Instances (Ubuntu 18.04)

NGINX Controller Credentials

NGINXコントローラーは、ActiveDirectoryドメインコントローラーに対して認証を実行するように構成されています。 このラボでは、次のアカウントを使用します。

Employee Login UPN Password Active Directory Security Group
Peter Parker peter@acmefinancial.net Peter123!@# nginx-controller-admins
Natasha Romanoff natasha@acmefinancial.net Natasha123!@# nginx-controller-user
admin istrator (fallback account) admin@acmefinancial.net Admin123!@# NA/Local User

このラボ環境でNGINXコントローラのRBAC機能を調査したい場合、以下のアカウントをご利用ください

Employee Login UPN Password Active Directory Security Group
Wanda Maximoff wanda@acmefinancial.net Wanda123!@# nginx-controller-admins
Clint Barton clint@acmefinancial.net Clint123!@# nginx-controller-user
Luke Cage luke@acmefinancial.net Luke123!@# nginx-controller-readers

Module 1 - Enterprise Features

このセクションでは、エンタプライズ環境で必要となる2つの機能を確認します。認証管理機能、冗長機能 です。

Lab 1: 外部のActive DirectoryをAuthentication Providerとして指定する方法について紹介します
Lab 2: NGINX Controller クラスタに冗長性を持たせるため、新たにNGINX Controller インスタンスを追加する方法を紹介します
Lab 3: NGINX Controller に新たに管理対象となるNGINX Plusを追加する方法を紹介します

Lab 1 - Active Directory Authentication

このラボではActivce Directory認証で設定されている内容とRole Based Access Controlの設定に追加確認します。 設定変更は行わず、設定済みの内容を確認します。

この機能により組織の既存環境で利用している認証のプロセスをNGINX Controllerに統合することが可能です

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Authentication Providersの設定を確認する
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark.png
  4. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter.png
  5. 画面左上のナビゲーションバーを開き、ドロップダウンリストから Platform を選択してください

    _images/Tile-Platform.png
  6. Auth Providers を開いてください

    _images/M1L1AuthProviders.png
  7. Edit をクリックし、ad-acmefinancial-net の設定を確認してください

    _images/M1L1ProviderEdit.png
Authentication Provider の設定を確認する

このセクションでは、”Authentication Provider Configuration”タブを確認します。 関連する項目をクリックしてください

_images/M1L1ADwalkthrough.png
  1. Configuration タブ

    この項目は、基本的な authentication providerの設定を定義します。必要となるパラメータは以下です:

    Attribute Description
    Auth Provider Type Define the authentication provider being used
    User Format Define if the user will login with username@domain (UPN) or domain/user (User Domain)

    Note

    release 3.15 では、Active DirectoryのみをAuth Providerとして選択することが可能です

    _images/M1L1ProviderConfig.png
  2. Connection タブ

    このセクションはDomain、URL、SSLの設定を行います

    Note

    SSL Parameters 配下に暗号化なしの接続を許可するためのオプションはありません

    この例では、すでにADの証明書が適切に提供されている状態となります

    _images/M1L1Connection.png
  3. User Binding タブ

    この項目は、NGINX ControllerがActive Directoryに対し認証を行う際に必要となる “Bind” で用いるアカウントの情報を指定します

    _images/M1L1UserBinding.png
  4. Group Setup タブ

    この項目は、Role Based Access Controlに使用する Active Directory のグループのために利用する、キャッシュとQueryパラメータを指定します

    _images/M1L1GroupSetup.png
  5. Group Mappings タブ

    この項目は、Active DirectoryのグループをNGINX Controller “内部(Internal)” で管理している “Roles Groups” への紐付けを指定します

    _images/M1L1GroupMappings.png

    コントローラの “Roles Groups” は Platform -> Roles 配下で設定できます より詳細な情報をご覧になる場合には、NGINX Controller ドキュメントの managing roles を参照してください

    _images/M1L1RolesGroups.png

    Group Mapping 設定で利用されているActive Directory Groupは以下の様にDomain Controllerで確認できます

    Note

    以下の画像は参考です。Domain Controllerへログインし確認する必要はありません

    _images/M1L1ADGroups.png

    Note

    あなたは “Peter Parker” としてログインしています。”Peter” は “nginx-controller-admins” のメンバーです。 このActive Directoryのグループは、NGINX Controllerの “admin_group” に割り当てられています

    _images/M1L1ADUsers.png _images/M1L1ADControllerAdmins.png
追加情報

公開されているNGINX ControllerドキュメントはActive Directory authentication providerの詳細(detail)について記述しています

Lab 2 - NGINX Controller の冗長化

このラボのゴールはNGINX Controller clusterの3つ目のメンバーとしてホストを追加することです

本番環境では、我々のサービスに対し冗長性をもたせることが一般的です。複数のインスタンスを水平スケール・動作の管理を行うNGINX Controllerを用いた場合、単一の事象が様々な事象の引き金となることがあります。冗長構成の実装はコンプライアンスやルールの要素としても求められることがあります。この機能により複数のコントローラを用いて安定した環境を実現します

Important

想定時間: 15分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

追加するNGINX Controllerのノードを作成する
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark.png
  4. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter.png
  5. 画面左上のナビゲーションバーを開き、ドロップダウンリストから Platform を選択してください

    _images/Tile-Platform.png
  6. Cluster を開いてください

    _images/M1L2ClusterTile.png
  7. 現在の “Cluster Configuration” を確認してください

    _images/M1L2ClusterConfig.png

Note

“Cluster Configuration” の項目は、クラスタを構成するNGINX Controllerインスタンスを示します。 FQDNはAPI Gateway podに割り当てる証明書で利用するcommon nameに該当します 例: APIエンドポイントやGUIの接続先として公開するサービスの名称

Important

“load balancer”設定は今後リリースされるNGINX Controllerにて設定可能となる予定です 追加の情報はラボの 追加情報 を参照してください

Note

“Nodes”として現在2つのNGINX Controller インスタンスが表示されています ( “controller-1” および “controller-2” に該当するノード)

  1. 画面右上の Create Node ボタンをクリックしてください

    _images/M1L2CreateNodeButton.png
  2. ダイアログに従って進め、”controller-3” インスタンスを追加するため、”Name” と “Hostname または IP Address” を指定してください。Save ボタンをクリックしてください

    Field Value
    Name controller-3
    Hostname or IP 10.1.1.10
    _images/M1L2CreateNodeDialogue.png
  3. View にインストール手順が記載されています。インストールコマンドと “join key” をクリップボードにコピーしてください。

    _images/M1L2NodeViewButton.png _images/M1L2NodeJoinCommand.png
クラスタにインスタンスを追加するため install command を実行する
  1. “controller-3” インスタンスにログインしてください。”PuTTY” を開き、保存済みのホストより controller-3 を選択し、Open をクリックしてください

    _images/M1L2puttyc3.png

    Important

    もし、Puttyがサーバのホスト鍵に関する警告を示した場合、接続のため Yes をクリックしてください これは、ラボ環境の各ホストでユニークなhost keyを生成するため生じるものです

  2. installerディレクトリより、install.sh コマンドを実行してください。そしてプロンプトの表示に対し “y” (“yes” の意味) を入力してください。
    解凍するファイル名はディレクトリに保存しているものと一致している事を確認してください。異なる場合、適宜ファイル名を変更ください。

    Important

    こちらの操作はubuntuユーザで行います。ファイルはホームディレクトリ/home/ubuntuに配置しております

    $ tar zxvf controller-installer-3.20.0.tar.gz
    $ cd controller-installer/
    $ ./install.sh --join-key {{base64 encoded key}}
    
    _images/M1L2InstallCommand.png
  3. コマンドの実行結果として、クラスタに追加が完了したことがノードに表示されます

    _images/M1L2NodeJoinSuccess.png
View the results
  1. Chromeを開き、Cluster の “Cluster Configuration” を確認してください

    _images/M1L2NodesConfigured.png
(Optional) Kubernetes Cluster の確認

もし、Kubernetes (k8s) について確認されたい場合、NGINX Controllerによって作成される k8s クラスタの情報を確認することが可能です

  1. 先程ログインした PuTTY の “controller-3” への接続を利用するか、新たにNGINX Controllerインスタンスのいずれか一つに接続してください

    _images/M1L2puttyc1.png

    Important

    もし、Puttyがサーバのホスト鍵に関する警告を示した場合、接続のため Yes をクリックしてください これは、ラボ環境の各ホストでユニークなhost keyを生成するため生じるものです

  2. クラスタノードを表示します

    kubectl get nodes
    
    _images/M1L2Nodes.png

    Note

    コマンドの出力結果として、k8s クラスタに3つのノードが存在することが確認できます

  3. デプロイされたポッドを確認する

    kubectl get pods -n nginx-controller -o wide
    
    _images/M1L2K8s.png

    Note

    コマンドの出力結果として、NGINX Controllerが複数のPodを3つのノードに対してデプロイしていることが確認できます (“NODE”カラムを確認ください)

追加情報
“load balancer”設定は今後リリースされるNGINX Controllerにて設定可能となる予定です 追加の情報はラボの 追加情報 を参照してください

将来リリースされるNGINX Controllerでは、API Gateway Kubernetes serviceを公開するために利用するfloating self-ipが “load balancer” によって作成される予定です。 オンプレミス環境ではL2 Failoverをサポートする MetalLB の構成、クラウド環境では k8sの type LoadBalancer を用いたクラウドネイティブな外部向けロードバランサー機能を利用する想定となります。

Lab 3 - NGINX Plus の追加

このラボのゴールは新たにNGINX Controllerの管理対象としてNGINX Plusを追加することです。 NGINX Controllerで管理する対象となるNGINX Plusは通常のNGINX Plus Subscriptionと異なる手順でライセンスキーの取得を行います。

Important

想定時間: 15分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

NGINX Plus のインストール
  1. “nginxplus-4” インスタンスにログインしてください。”PuTTY” を開き、保存済みのホストより nginxplus-4 を選択し、Open をクリックしてください

    _images/L3Putty.png

    Important

    もし、Puttyがサーバのホスト鍵に関する警告を示した場合、接続のため Yes をクリックしてください これは、ラボ環境の各ホストでユニークなhost keyを生成するため生じるものです

  2. Curl コマンドを実行し、NGINX Controllerのログインに必要なCookie情報を取得します。ログインユーザとしてAdmin権限の Peter Parker でログインします

    $ curl -k -c cookie.txt -X POST --url 'https://10.1.1.5/api/v1/platform/login' --header 'Content-Type: application/json' --data '{"credentials": {"type": "ACTIVE_DIRECTORY","providerName":"ad-acmefinancial-net", "username": "peter@acmefinancial.net","password": "Peter123!@#"}}'
    $ curl -k -b cookie.txt -c cookie.txt -X GET --url 'https://10.1.1.5/api/v1/platform/login'
    
  3. NGINX Plus インストールに利用する証明書と鍵を取得します

    $ curl -k -b cookie.txt -c cookie.txt -X GET --url 'https://10.1.1.5/api/v1/platform/licenses/nginx-plus-licenses/controller-provided' --output nginx-plus-certs.tar.gz
    $ tar zxvf nginx-plus-certs.tar.gz
    $ ls nginx-repo.*
    
  4. NGINX Plus インストールに必要となる手順を実施します。手順の各コマンドの役割は NGINX Plusのインストール手順(Ubuntu) を参照してください

    $ sudo mkdir -p /etc/ssl/nginx
    $ sudo cp nginx-repo.* /etc/ssl/nginx/
    $ sudo wget https://cs.nginx.com/static/keys/nginx_signing.key && sudo apt-key add nginx_signing.key
    $ sudo wget https://cs.nginx.com/static/keys/app-protect-security-updates.key && sudo apt-key add app-protect-security-updates.key
    $ sudo apt-get install apt-transport-https lsb-release ca-certificates
    $ printf "deb https://pkgs.nginx.com/plus/ubuntu `lsb_release -cs` nginx-plus\n" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/nginx-plus.list
    $ printf "deb https://pkgs.nginx.com/app-protect/ubuntu `lsb_release -cs` nginx-plus\n" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/nginx-app-protect.list
    $ printf "deb https://pkgs.nginx.com/app-protect-security-updates/ubuntu `lsb_release -cs` nginx-plus\n" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/nginx-app-protect.list
    $ sudo wget -P /etc/apt/apt.conf.d https://cs.nginx.com/static/files/90pkgs-nginx
    $ sudo apt-get update
    
  5. NGINX Plus をインストールします。NGINX Controller に対応したVersionとしてR24をインストールします。NGINX Controllerに対応するNGINX PlusのVersionは Tech Spec を確認してください

    $ sudo apt-get install nginx-plus=24-2~focal
    $ nginx -v
    
NGINX PlusのインスタンスをNGINX Controllerに追加する
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark.png
  4. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter.png
  5. 画面左上のナビゲーションバーを開き、ドロップダウンリストから Infrastructure を選択してください

    _images/Tile-Infrastructure.png
  6. 画面右上の Create ボタンをクリックしてください

    _images/L3Controller-Infra-Create.png
  7. Add an existing instance を選択し、”nginxplus-4” インスタンスを追加するため、項目に以下の内容を指定してください

    _images/L3Controller-CreateInstance1.png
    Field Value
    Name nginxplus-4
    Location West Coast Data Center (OTHER_LOCATION)
    Allow insecure server connections to NGINX Controller using TLS Enable(Check)
    _images/L3Controller-CreateInstance2.png
  8. Instructions に表示されるCURLコマンドの内容をコピーしてください。次のステップで利用します。コピーが完了しましたら Close をクリックして画面を閉じてください

    _images/L3Controller-CreateInstance3.png
  9. 前の手順で利用した “nginxplus-4” のターミナル、または “PuTTY” を起動し再度 nginxplus-4 を開いてください。Instructions からコピーしたcurlコマンドを実行してください。コマンドを実行するとプロンプトで実行を進めて良いか確認するプロンプトが複数回表示されます。内容を確認して y を入力してください。以下の内容が表示されれば正常に完了です

    _images/L3ControllerAgent-InstallComplete.png
  10. ChromeでNGINX Controllerの Infrastructure を開き、新たに “nginxplus-4” が追加されていることを確認してください。その他ステータスが正しく閲覧できることを確認してください

    _images/L3Controller-Infra-Instances1.png _images/L3Controller-Infra-Instances2.png _images/L3Controller-Infra-Instances3.png
  11. 表示名(Display Name)などを変更する場合は対象インスタンスをクリックし、 Edit をクリックしてください

    _images/L3Controller-Infra-Instances4.png
(Optional) NGINX Controllerの管理対象となるNGINX Plusの設定

NGINX PlusをNGINX Controllerの管理対象として追加した際に、以下のような変更が行われます。参考情報としてご確認ください。

  1. NGINX Plusに対しNGINX Controller Agentが正しくインストールできた場合、以下のようにモジュールが配置されます

    $ ls /etc/nginx/modules
    ngx_http_f5_metrics_module-debug.so
    ngx_stream_f5_metrics_module-debug.so
    ngx_http_f5_metrics_module.so
    ngx_stream_f5_metrics_module.so
    
  2. 管理対象となるNGINX Plusの設定は、NGINX Controllerのみが変更可能となります。
    module2 で案内する手順により対象のNGINX Plusに対し設定を反映する際に、様々な管理用設定も含まれた設定ファイルが生成されます
    以下がその設定内容となります
    $ less /etc/nginx/nginx.conf
    # Generated by NGINX Controller 1639124265 [ADC-a018e23e-770d-4b80-9a5d-9956cedb7738] - instance:nginxplus-4:west;
    ※省略※
    
    load_module modules/ngx_http_f5_metrics_module.so;
    load_module modules/ngx_stream_f5_metrics_module.so;
    
    http {
          f5_metrics on;
          f5_metrics_server unix:/tmp/avr-socket.sr;
    
    ※省略※
    
          log_format controller_recommended_log_format '$remote_addr - "$remote_user" [$time_local] "$request" $status $body_bytes_sent "$http_referer" "$http_user_agent" "$http_x_forwarded_for" "$host" sn="$server_name" rt="$request_time" ua="$upstream_addr" us="$upstream_status" ut="$upstream_response_time" ul="$upstream_response_length" cs="$upstream_cache_status" pa="$f5_published_api"';
          access_log /var/log/nginx/access.log controller_recommended_log_format;
          error_log /var/log/nginx/error.log;
    
    ※省略※
    
          server {
                   server_name 127.0.0.1;
                   listen 127.0.0.1:49151;
                   access_log off;
                   f5_metrics off;
                   location /api {
                            api;
                   }
          }
    }
    
    stream {
          f5_metrics on;
          f5_metrics_server unix:/tmp/avr-socket.sr;
    }
    

Module 2 - ADC Application Workflows

NGINX Controllerの主なユースケースの一つが、ADCサービスをモダンアプリケーション環境に提供することです。 このセクションでは、NGINX Controllerの「app-centric(アプリケーション中心)」で利用されるコンセプトについて紹介します。

Lab 1: NGINX Controller GUIでアプリケーションのデプロイを確認します
Lab 2: お客様環境でどの様にNGINX ControllerのアプリケーションデプロイをCI/CD Piplineに統合するか確認するため、postmanを用いたアプリケーションのデプロイを確認します
Lab 3: 様々なADCのadvanced機能をデプロイ、テストします。URI rewrite、HTTP Header操作などの機能を確認します
Lab 4: TCP proxy / Load Balancerの設定します
Lab 5: 特定のIPアドレスで待ち受けるGatewayの設定、及び関連するコンポーネントの設定を行います
Lab 6: Module 3、4 の準備として、セキュリティイベントに関連するトラフィックを実行します

Lab 1 - GUIで ADC App の作成

このラボのゴールはラボを実施する方がADCに関するNGINX Controllerのオブジェクトモデルやコンセプトを理解いただくことです。
NGINX Controllerを用いた「app-centric(アプリケーション中心)」のモデルは、いわゆる旧来のLBで実施していた「network-centric(ネットワーク中心)」モデルとは別のデザインであり、NGINXの設定・構成をベースにしたデザインとなります

Important

想定時間: 15分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

NGINX Controller が持つオブジェクトのコンセプト

このセクションではNGINX Controllerのオブジェクトについて説明します。BIG_IPやNGINXのコンセプトや記述方法と比較してください

_images/L1Controller-ObjectConcept.png
Environments

“Environment”は論理的なAppのグループです。これはRBAC(Role Based Access Control)の最上位の構成要素として利用されます Environmentsは組織や構成管理の観点で利用されるものであり、実際に管理対象となるNGINX Plusインスタンスにデプロイされるコンフィグ上には表現されません。 概念的には、BIG-IPのパーティションに似たものとなります。

Cert

SSL証明書と鍵をNGINX Controllerで一元的に管理・保存します。 これらは”Gateway”の機能に割り当てることが可能であり、設定に応じて利用します。

Gateway

“Gateway”は対象となるNGINX PlusインスタンスにデプロイするNGINX Config / Directiveに相当します この機能では、待ち受けるFQDN、許可するHTTPメソッド、SSL/TLS設定、その他様々なHTTP Parameter(buffer , body size , TCP keepalive)が含まれます。 これらの設定は、対象となるNGINX Configの”server” directive配下に表記される情報となります。 BIG-IPのTCP / HTTP / ClientSSL Profile等に相当する設定です

App

“App”はマイクロサービス環境で動作する すべての アプリケーションの要素を論理的にまとめたグループです。 “App”に含まれるそれぞれの”Component”が各マイクロサービスを示します。 これらは論理的なグループを示しており、NGINX Plusインスタンスの設定情報を示すものではありません。 BIG-IPファミリのコンセプトでは、AS3のテナントや、BIG-IQの”Application”に相当します。

Component

“Component”は単一のサービスを示す最も基本的な表現です。これは通信を待ち受けるためのURIなどの情報を含み、分散先サーバである”Workload Group”等を管理し、 トラフィックの転送先、HTTPの操作に関する情報(redirect, rewrite, header 操作)、ロギング設定などを指定します BIG-IPのVS、Poolや、HTTP Profile、Local Traffic PolicyやiRuleの一部の機能に該当します

Workload Group

“Workload Group”はバックエンドサーバをまとめたグループです。NGINX Configでは”upstream”でこの内容を記述します。 BIG-IPの”pool”および個々の”pool member”に相当します

Applicationをデプロイする
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin1.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark1.png
  4. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter1.png
  5. Services を開いてください。このセクションおよび配下の項目がこのラボで必要となる設定を作成するために利用します

    _images/Tile-Services.png
Environmentを作成する
  1. “Environments” を選択してください.

    _images/M2L1EnvTile.png
  2. 右上にある “Create” ボタンをクリックしてください

    _images/M2L1EnvCreate.png
  3. 以下の通り項目を埋めてください

    Field Value
    Name echo
    Display Name Echo Environment
    _images/M2L1EnvDialogue.png
  4. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/Submit.png
証明書の追加
  1. “Certs” を選択してください

    _images/M2L1Certs.png
  2. 右上にある “Create” ボタンをクリックしてください

    _images/M2L1CertCreate.png
  3. 以下の通り項目を埋め、適切な Environment をドロップダウンリストから選択してください

    Field Value
    Name echoapp.net
    Environment Echo Environment
    _images/M2L1CertDialogue1.png
  4. Import PEM or PKC12 ラジオボタンを選択し、Browse から証明書と鍵を選択します

    _images/M2L1CertDialogue2.png

    証明書 (echoapp.net.crt) 鍵 (echoapp.net.key) をポップアップで表示される内容から選択してください ( This PC -> Documents -> Certs )

    Note

    証明書と鍵はそれぞれアップロードをしてください。NGINX Controllerは複数のファイルアップロードに対応していません

    _images/M2L1Cert&Key.png
  5. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/Submit.png
Gatewayの作成
  1. “Gateways” を選択してください

    _images/M2L1GatewayTile.png
  2. 右上にある “Create” ボタンをクリックしてください

    _images/M2L1GWcreate.png
  3. Configuration セクションの内容を以下の通り項目を埋めてください。入力後、Next をクリックするか、次のセクションの名称をクリックしてください

    Field Value
    Name echoappgw
    Environment Echo Environment
    _images/M2L1GWDialogue.png
  4. Placements セクション配下のInstance Ref で “Development NGINX West 03 (CAS)” を選択してください

    _images/M2L1Place.png
  5. Hostnames セクション配下で、指定のホスト名を追加してください(http://echoapp.net, https://echoapp.net). それぞれのホスト名で、 Match Method は指定しないでください。”Cert Reference”で echoapp.net を選択してください。ホスト名の追加操作が完了した場合、正しくそれぞれのメニュー右下部の”Done”をクリックしてください

    Note

    You will need to use the Add Hostname link pictured below to add multiple hostnames.

    _images/M2L1Hostnames.png
  6. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/Submit.png
Appを作成する
  1. “Apps” を選択してください

    _images/Services-Apps.png
  2. 右上にある “Create” ボタンをクリックしてください

    _images/M2L1AppsCreate.png
  3. 以下の通り項目を埋め、ドロップダウンリストから Environment を選択してください

    Field Value
    Name echoapp
    Environment Echo Environment
    _images/M2L1Appdiag.png
  4. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/Submit.png
Componentを作成する
  1. “Components” セクションを選択し、画面中央の “Create Component” をクリックしてください

    _images/M2L1CreateComponent.png
  2. 以下の通り項目を埋め、ドロップダウンリストから Gateway Refs を選択してください

    Field Value
    Name echoappcomponent
    Gateway Refs echoappgw
    _images/M2L1CompDiag.png
  3. URIs のセクションを開き、URIに / を指定します。Match Method は指定しないでください

    _images/M2L1CompURI.png
  4. Workload Groups のセクションを開き、以下の通り項目を埋めてください。Backend URIの指定、Workload Group双方の操作が完了した場合、正しくメニュー右下部の”Done”をクリックしてください

    Field Value
    Name Echo Backend
    Backend Workload URIs http://10.1.20.11:8000
    _images/M2L1WGdiag.png
  5. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/Submit.png
Echo Applicationのテスト
  1. jumphost-1 のクロームで新しいタブを開き、”Developer Tools”を有効にしてください

    _images/M2L1DevTools.png
  2. 先程の手順で作成したURLに対し (http://echoapp.net and https://echoapp.net) ブラウザからアクセスし、Echo Applicationが機能していることを確認してください。結果の確認のため echoapp.net をURLに入力いただくことで、結果の確認が可能です

    Note

    これはHTTP Requestの情報を返す、シンプルなWebアプリケーションです

    _images/M2L1DevTools2.png

Lab 2 - ADC App 作成のプログラマビリティの確認

このラボのゴールはNGINX Controller APIを用いたApp Componentの作成です。
このラボはお客様環境で自動化ツールやCI/CD Pipelineで実施するプログラムによるデプロイのProxyとしてPostmanを利用します。

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Trading App の現在の状況を確認
  1. Chromeで、http://trading.acmefinancial.net を開き、 Login ボタンをクリックしてください。 これは、”trading” アプリケーションの例となります

    _images/M2L2tradingGen.png
  2. 以下の認証情報を用いてアプリケーションにログインしてください

    Username Password
    matt ilovef5
    _images/M2L2tradingLogin.png

    Note

    右側のフレームに表示されている “Quick Money Transfer” が “Coming Soon” であることを確認してください

    _images/M2L2trading1.png
Postmanを利用して Component のデプロイ
  1. Jumphostで Postman が起動していない場合、デスクトップのアイコンクリックしアプリケーションを開いてください。 NGINX Controller 3.x Collection を開いてください

    _images/PMcoll.png
  2. Common TasksAdmin Logon を開き、 Login to Controller – admin – local をクリックしてください

    _images/PMcoll2.png
  3. Postmanの Send を選択してください

    _images/PMsend1.png

    Note

    NGINX Controllerが “204 No Content” と 認証Cookie情報を応答します PostmanはこのCookieを以降のサブリクエストの認証情報として利用します (以下の例は、次の操作でRequest欄「・・・」>Cookies>MANAGE COOKIESよりsession欄を開いた結果です)

    _images/M2L2PMcookie.png
  4. Retail-Development Environment, Application - trading フォルダを開きます。 Application trading サブフォルダを開き、リクエスト名 4) Create Component – transfers を選択してください

    _images/M2L2PMtransfer.png
  5. Postmanのリクエストエリアにある Body をクリックしてください。PUT リクエストのペイロードを確認してください。 JSONの desiredState, logging, security, backend 配下のプロパティ値は前回のラボでデプロイした Component に関する内容であることが確認できます

    _images/M2L2PMbody.png
  6. Postmanで Send を選択

    _images/M2L2PMsend2.png

    Note

    NGINX Controllerは “eventual consistency model” に従います。APIはPostmanのリクエストに “202 Accepted” ステータスコードを返します。 NGINX Controllerは現状動作し、意図した状態であることが確認できます

    _images/M2L2PMconfig.png
Trading App の変更を確認する
  1. Chromeで、http://trading.acmefinancial.net/trading/index.php を再度開きます。 ”Quick Money Transfer” が”Comming Soon”からActiveに変わっていることを確認できます

    _images/M2L2result.png

Lab 3 - ADC によるより詳細なトラフィック制御機能(Programmability)

このラボのゴールは、現在NGINX Controllerで利用可能な “advanced ADC” 機能を確認します。 以前、これらの機能はNGINX Controllerで対応できず、NGINX Insntanceを個別に設定した場合の設定のみで利用が可能だった内容です

Important

想定時間: 10分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

App Componentを開く
  1. Chromeを開く

  2. ブックマークよりNGINX Controller のGUIにアクセス

    _images/ControllerBookmark1.png
  3. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter1.png
  4. Services を開いてください

    _images/Tile-Services.png
  5. “Apps” を選択してください

    _images/Services-Apps.png
  6. “Echo Environment”から Module 2 Lab 1 で作成した echoapp を選択してください

    _images/M2L3echoapp.png
URI Rewriteを設定する
  1. Components を開いてください。 以前作成した “echoappcomponent” を Edit を開いてください

    _images/M2L3echoappEdit.png
  2. “Advanced” セクション内の、 Programmability を選択してください

    _images/M2L3program.png
  3. Chrome内で、Componentによる構成変更前に、”echo” アプリケーションからどのような応答があるか確認してください このモジュールの前の項目で実施したように Chrome Developer tools を開き、http://echoapp.net/example へアクセスし、結果を確認してください

    _images/M2L3URLbar.png _images/M2L3beforeURLRW.png

Note

アプリケーションの JSON の応答の内容で、リクエストが path: "/example" 宛となっていることを確認してください

  1. NGINX Controllerで、”URI Rewrite”をコンポーネントに追加してください。これはシームレスにすべての “/example*” 宛のリクエストを “/modified*” へ変更します “Programmability” ダイアログの Add URI Rewrites をクリックしてください

    _images/M2L3AddRW.png
  2. 表の内容に従ってパラメータを入力し、変更内容を反映するため、Done をクリックしてください。 NGINXの rewrite モジュールによるPCRE正規表現の記述を用いて、NGINX Controllerの設定変更を行います

    Field Value
    Incoming Pattern ~*^/example(.*)$
    Rewrite Pattern /modified$1
    _images/M2L3AddRWdialogue.png _images/M2L3RWready.png

    Important

    より詳細な順序を指定したURIを操作するルールセットが必要となる場合、 “After Execute” 機能を利用し実装を検討ください

  3. Submit をクリックし、変更したComponentの内容を “Gateway” にプッシュしてください。コンポーネントのステータスが、”Configuring” から “Configured” に変わったことを確認してください

    _images/Submit.png _images/M2L3RWconfigured.png
  4. Chromeで、echoapp に対し “/example” というリクエストを送信し、Rewrite動作のテストをしてください。応答データの内容を確認してください

    _images/M2L3afterURLRW.png

    Note

    “Echo” appのJSONレスポンスは、ブラウザのURIで入力した情報(“/example”)ではなく、”/modified(変更後)”のリクエストが表示されていることを確認ください

Request Header 変更機能を設定する
  1. NGINX Controllerの “echoapp” App の画面を再度開き、Components を開いてください。先程作成した “echoappcomponent” で Edit をクリックしてください

    _images/M2L3echoappEdit.png
  2. “Advanced” セクション配下にある Programmability を選択してください

    _images/M2L3program.png
  3. Chromeで、前回 “echo” app にアクセスした際のレスポンスヘッダーの情報を確認してください

    _images/M2L3beforeHeaders.png
  4. NGINX Controllerで、コンポーネントの”Request Header Modification”を追加してください。この機能はupstream/pool memberに通信を転送する際に、ADCとして動作するNGINX PlusでHTTP Headerを追加する機能です “Programmability” の Add Request Header Modification をクリックしてください

    _images/M2L3AddHM.png
  5. 以下の内容を入力し、内容を保存するため Done クリックしてください

    Field Value
    Action Add
    Header Name X-Controller-Instance
    Header Value Development NGINX West 03 (CAS)
    _images/M2L3HeaderDialogue.png _images/M2L3Headerready.png
  6. Submit をクリックし、変更したComponentの内容を “Gateway” にプッシュしてください。コンポーネントのステータスが、”Configuring” から “Configured” に変わったことを確認してください

    _images/Submit.png _images/M2L3RWconfigured.png
  7. Chromeで、echoapp に対し再度リクエストを送信し(更新ボタンをクリックするなど)HTTP Headerの挿入について動作を確認してください。応答データの内容を確認してください

    _images/M2L3afterHM.png

    Note

    “echo” Appが応答するJSONデータは、HTTPリクエストに追加されたヘッダーの情報が表示されます。 このヘッダー追加機能により、どのNGINX Plusインスタンスが通信の操作を行ったか示すHTTP Headerの追加をすることが可能です リクエストやレスポンスのHTTP Headerを追加・削除するなど、アプリケーションに求められる内容を実施することが可能です

追加情報

“Programmability” セクションでは、URIリダイレクト、URI Rewrite、リクエストヘッダー操作、レスポンスヘッダー操作を行うことができます これらの機能は、NGINXの`rewrite`_モジュールによって実現しています。より詳細な情報についてはmoduleのドキュメントを参照してください

NGINX REGEX validator は作成した正規表現を確認するのに便利です。こちらの記事を参照ください(regex blog)。また、NGINXが使うPerlの正規表現(PCRE)も理解に役立ちます。合わせてご確認ください

Lab 4 - TCP Load Balancing / Routing

このラボのゴールは、L4 / TCPロードバランサを設定することです。 すべてのトラフィックがHTTPではなく、HTTPトラフィックを操作する方法は多くありますが、ときにはTCP/UDPトラフィックの操作をしなければいけません

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

App Componentを開く
  1. Chromeを開きます

  2. BookmarkからNGINX ControllerのGUIを開きます

    _images/ControllerBookmark1.png
  3. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter1.png
  4. Services セクションを開いてください

    _images/Tile-Services.png
  5. “Apps” を選択してください

    _images/Services-Apps.png
  6. “Echo Environment”から Module 2 Lab 1 で作成した echoapp を選択してください

    _images/M2L3echoapp.png
TCP Component を作成する
  1. echoapp を利用します: 右上の “Create Component” をクリックし、”Components” セクションを選択してください

    _images/M2L1CreateComponent.png
  2. 各項目を埋め、ドロップダウンリストから Gateway Refs を適切に選択してください

    Field Value
    Component Type TCP/UDP
    Name echoapptcp
    Gateway Refs echoappgw
    _images/M2L4CompDiag.png
  3. URIs ダイアログを開き、URI tcp://*:9443 を追加してください

    _images/M2L4CompURI.png
  4. Workload Groups ダイアログを開、各項目を埋めてください

    Field Value
    Name TCP Backend
    Backend Workload URIs tcp://10.1.20.21:8000
    Backend Workload URIs tcp://10.1.20.11:8000
    _images/M2L4WGdiag.png
  5. 操作を完了するため Submit をクリックしてください

    _images/Submit.png
TCP Componentをテストします
  1. jumphost-1 のChromeで新しいタブを開き、 “Developer Tools” を有効にしてください

    _images/M2L1DevTools.png
  2. 先程新たに作成したURL(http://echoapp.net:9443 )を開き、TCP設定で “echo” アプリケーションがどのように動作しているか確認してください echoapp.net にアクセスしたリクエストを選択し、表示結果を確認してください

    Note

    これはHTTP Requestの情報を返す、シンプルなWebアプリケーションです

    _images/M2L1DevTools2.png
  3. 同じURLのHTTPSページ(https://echoapp.net:9443 )を開き、TCP設定で “echo” アプリケーションがどのように動作しているか確認してください 閲覧の結果、トラフィックはブロックされます もし、TCPトラフィックを暗号化したい場合、証明書を設定し、URLを指定する項目で tcp とした項目を tcp+tls とすることで、バックエンド転送前にゲートウェイでHTTPSトラフィックのSSL Offloadを実現することが可能です

    _images/M2L4DevTools2.png
追加情報

“TCP/UDP” コンポーネントは、L4 / Stream Proxyを提供します。 これらの機能は NGINXの stream モジュールを利用しています。詳細についてはドキュメントを参照してください

Lab 5 - 待ち受ける特定のアドレスを定義する

このラボのゴールはGatewayで待ち受ける特定のIPアドレスの設定について理解することです。 NGINXインスタンスの特定のIPアドレスを使い制御することが望ましい場合が多々あります。 これはデータプレーンの冗長化や、NGINX plusインスタンスのIPアドレスを通じてトラフィックの管理をする際に有用です

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Gatewayの待ち受けるIPアドレスを定義する
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin1.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark1.png
  4. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter1.png
  5. Services セクションを開き、このラボではこちらのセキュションの項目を対象として設定を行います

    _images/Tile-Services.png
Gatewayを作成する
  1. “Gateways” を選択します

    _images/M2L1GatewayTile.png
  2. 右上の “Create” ボタンをクリックします

    _images/M2L1GWcreate.png
  3. Configuration に表示される項目に以下の内容を入力します。終了後 Next をクリックするか、次の項目名をクリックしてください

    Field Value
    Name specialapp
    Environment Echo Environment
    _images/M2L5GWDialogue.png
  4. Placements で、Development NGINX West 03 (CAS) を対象インスタンスとして選択します

    _images/M2L1Place.png
  5. Placements で、10.1.20.213 を待ち受けIPアドレスとして入力して下さい

    _images/M2L5Place.png

    Note

    これは “Development NGINX West 03 (CAS)” に予め設定されたSecondary IPアドレスです。この情報はNGINX Controller Infrastructure セクションのインスタンスの情報から確認いただけます

  6. Hostnames の Hostname は空白としてください。 これは、あなたが後にコンポーネントのURI設定でホスト名を指定すること、TCP や UDPのコンポーネントとしてIPアドレスに着信するすべてのトラフィックを扱うことを意図します

    _images/M2L5Hostnames.png
  7. Click Submit to complete.

    _images/Submit.png
Component を作成する
  1. echoapp を利用します: 右上の “Create Component” ボタンをクリックし、”Components” セクションを開きます

    _images/M2L5PlusCreateComponent.png
  2. 項目に以下の内容を入力し、ドロップダウンリストより Gateway Refs の内容を選択してください

    Field Value
    Name wildcard
    Gateway Refs specialapp
    _images/M2L5CompDiag.png
  3. URIs で、URI http://.*:8080 を追加し、REGEXMatch Method として選択してください

    _images/M2L5CompURI.png

    Note

    URIのPortが8080として定義されない場合、ListenIP 10.1.20.213 on Port 80 conflicts with an existing gateway とエラーが出力されます 同一のNGINX PlusインスタンスHTTP(port 80)やHTTPS(port 443)トラフィックを処理する別のGateway設定があり、設定したポートが唯一のポートでない場合にメッセージが出力されます。 もしListen IPが定義されない場合、すべてのIPアドレスがGatewayで利用されます

  4. Workload Groups で、以下の通り項目を埋めてください

    Field Value
    Name wildcard Backend
    Backend Workload URIs http://10.1.20.21:8001
    _images/M2L5WGdiag.png
  5. 作業を完了させるため Submit をクリックしてください

    _images/Submit.png
Listen IP Component をテストする
  1. jumphost-1 のChromeで新しいタブを開き、 “Developer Tools” を有効にしてください

    _images/M2L1DevTools.png
  2. 先ほど作成したURI(http://10.1.20.213:8080)に接続し、specialapp GatewayでIPアドレスで待ち受けるよう設定した機能の動作を確認してください

    _images/M2L5DevTools2.png

    Note

    .* の正規表現はURIに指定されたすべてのホスト名や、IPアドレスに該当することを示すルールとなります

Lab 6 - Security トラフィックジェネレータ を実行する

このラボのゴールはセキュリティ機能が有効となったデータパスに対し、トラフィックジェネレータを実行することです

Note

このラボの内容は少なく、動作環境の主な確認は次のラボで実施します ただし、今後のラボで必要となる作業のため必ず完了してください

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Analytics に利用する WAF Traffic Generation の実行

Important

このステップは Module3 のAnalytics / 統計情報の確認のため必須の内容となります

  1. “loadgen-1” インスタンスにログインしてください。”PuTTY”でsaved sessionに表示される loadgen-1 を選択し Open をクリックしてください

    _images/M2L6loadgenssh.png

    Important

    もし、Puttyがサーバのホスト鍵に関する警告を示した場合、接続のため Yes をクリックしてください これは、ラボ環境の各ホストでユニークなhost keyを生成するため生じるものです

  2. 以下の “docker” commandでラボでデプロイされたでもアプリケーションに対しトラフィックを生成してください

    $ sudo docker start wrk_trading.acmefinancial.net-cas
    
  3. コマンドの実行が完了するとコンテナ名が出力されます(“wrk_trading.acmefinancial.net-cas”).

    _images/M2L6loadgenresult.png

Module 3 - Analytics

このセクションでは、NGINX ControllerのAnalytics機能をNetOps , DevOps の Personaでどの様に利用するか確認します

Lab 1:NGINX Controllerが提供するNGINX Plus instanceの統計情報を確認します
Lab 2:Controller App Security (CAS)ライセンスが有効な場合に、AppやWAFの分析情報について確認します

Important

Module 2 Lab 6 (Analytics に利用する WAF Traffic Generation の実行) のLoad Genratorについて確認してください。このLabにより、統計情報を確認することが可能となります

Lab 1 - NetOps/Admin向けAnalytics

このラボのゴールはNGINX Controllerが提供するNGINX Plus instanceの統計状況を確認することです。 このAnalyticsのカテゴリは主にNetOpsの担当者向けとなります

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Dashboard概要
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin2.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark2.png
  4. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter2.png
  5. ログイン後、Dashboardの”Overview”が表示されます。”System Metrics”セクションは、”Ovewview”の最上部に配置され、NetOps運用者が簡単に状態を把握することが可能となってます

    Lab1MainDashboard

Instance Analytics
  1. 画面左上のNavigation Barを選択し、表示されるドロップダウンリストから Infrastructure を選択してください

    _images/Tile-Infrastructure1.png
  2. 表示されるインスタンスのリストから、Production NGINX East 01 をクリックしてください この画面は “Instance Overview” ページです。Bytes InBytes OutCPU UsageMemory Usage 等のメニューを選択し画面を切り替えてください

    Lab1InstanceSelection

    Lab1InstanceDashboard

    このセクションは選択したインスタンスの状態をシングルペインで簡単に確認することが可能です 適切な時間でインスタンスのパフォーマンスがどの様になっているか確認するため、Time Rangeをドロップダウンリストから切り替えてください

    Lab1InstanceAnalytics

Important

このラボの対象外となりますが、Analytics -> Dashboards も合わせてご確認ください NGINX Controllerによって集積される数百を超えるインスタンス・アプリケーションのメトリクスをDashboard elementとして表示することが可能です

Lab 2 - DevOps/Developer向けAnalytics

このラボのゴールは Controller App Security (CAS)のライセンスが有効な場合に、NGINX Controllerが提供するアプリケーションやWAFの分析結果を確認することです。 このAnalyticsのカテゴリは主に個々のアプリケーションやコンポーネントを管理するDevOps、開発の担当者向けとなります

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Dashboard概要
  1. jumphostのChromeで開かれているNGINX Controllerの管理画面を操作します。証明書エラーが表示されている場合には適切に操作をして画面を開いてください

    _images/ControllerLogin2.png
  2. もし開かれていない場合、Chromeブラウザを開いてください

  3. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark2.png
  4. NGINX Controller の特権を持たないuser accountである、Natasha Romanoff でログインしてください

    Username Password
    natasha@acmefinancial.net Natasha123!@#
    _images/ControllerLogin-Natasha.png
  5. Nログイン後、Dashboardの”Overview”が表示されます。 “Application Metrics”のセクションは標準でDashboardに含まれる項目であり、DevOps、開発の担当者が簡単に状態を把握することが可能となってます

    Lab2MainDashboard

Critical Analytics
  1. 画面左上のNavigation Barを選択し、表示されるドロップダウンリストから Infrastructure を選択してください

    _images/Tile-Infrastructure1.png
  2. 表示されるインスタンスのリストから、Production NGINX East 03 (CAS) をクリックしてください インフラチームにより、NGINX App Protect (WAF) のモジュールを有効にしたNGINX Plus Insntanceが設定されています

    image4

    Note

    NGINX Controller insntaceはこのラボで”Controller Application Security (CAS)”を利用しています

  3. 画面左上のNavigation Barを選択し、表示されるドロップダウンリストから Services を開きます

_images/Tile-Services1.png
  1. Apps を選択してください

    _images/Services-Apps1.png
  2. Trading Application (CAS) appを開いてください。”Analytics” セクションは”App”に含まれるすべての”Components”のデータをここに表示します

    _images/M3L2TradingRollup.png
  3. このラボでは、”Component”のレベルまでAnalyticsのデータをドリルダウンしたいと思います。 Components セクションを選択します。DevOps、開発の担当者が管理するAppに対し、WAFポリシーを有効・向こうにする権限があることを確認してください (“Natasha”でログインしたことを思い出してください)

    image6

    Note

    NGINX Controllerは設定したappに対し、self-serviceでWAFの有効・無効機能を提供しています

  4. Trading Main Component をクリックし、Critical Analytics を左のナビゲーションから選択してください。 右上の Breakout By のドロップダウンリストから Request Outcome Reason を選択してください。 画面を下部へスクロールし、”HTTP Requests (SUM)” のグラフを確認ください

    image7

    Note

    CAS が有効でない場合、このグラフは”すべて”のリクエストを含むのみとなります。次のモジュールでは、CASの機能を確認します

Module 4 - Application Security

このセクションでは、NGINX Controller Application Securityについて確認します。これはNGINX App Protectエンジンを利用した、NGINX ConrollerのAdd On Moduleです

Lab 1: ポリシーが適用されたアプリケーションに関連するイベントやメトリクスを確認し、NGINX Controller Application Security Moduleを確認します
Lab 2: NGINX Controller Application Security ModuleをAPIを通じて操作することを確認します

Important

Module 2 Lab 6 (Analytics に利用する WAF Traffic Generation の実行)のロードジェネレータを実行したことを確認してください。このラボでAnalyticsの結果として参照します

Lab 1 - Application Security (GUI)

このラボのゴールは、ポリシーが適用されたアプリケーションに関連するイベントやメトリクスを確認し、NGINX Controller Application Security Moduleを理解することです

Important

想定時間: 15分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Component の Security を有効にする
  1. Chromeを開きます

  2. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark3.png
  3. NGINX Controllerの特権を持たないユーザである Natasha Romanoff でログインしてください

Username Password
natasha@acmefinancial.net Natasha123!@#
_images/ControllerLogin-Natasha1.png
  1. Services メニューを開きます

    _images/Tile-Services2.png
  2. Apps を選択します

    _images/Services-Apps2.png
  3. “Trading Application (CAS)” app を開いてください

    _images/TradingMainCASApp.png
  4. Overview にはAppのすべてのコンポーネントから集約されたデータやグラフが表示されます

    _images/TradingMainCASComponentOverview.png
  5. このラボでは、コンポーネントでWAFが有効になっていることを確認します。 Components セクションを選択し、Trading Main Component をクリックします

    _images/TradingMainCASComponent.png
  6. Edit Component ボタンをクリックします

    _images/TradingMainCASEditComponent.png
  7. Security リンクをクリックします。このコンポーネントですでにWAFが有効になっていることが確認できます。 トグルボタンにチェックマークが表示されています。アプリケーションを管理する DevOps / 開発者 がWAFの有効・無効を制御することができることを確認してください。

    (“Natasha”でログインしたことを思い出してください)

    Note

    NGINX Controllerは設定したappに対し、self-serviceでWAFの有効・無効機能を提供しています

    Note

    Retail Development environmentでWAFを有効にしたことにより、Acme Financial corporationにおけるリスクを最小化することができています。 これは、コンポーネントの Monitor Only がオフになっていることが示しています

    _images/TradingMainCASComponentEnableWAF.png
Security Analytics を確認する
  1. “Trading Application (CAS)” appで、Components セクションを選択し、Trading Main Component をクリックしてください

    _images/TradingMainCASComponent.png
  2. Security Analytics リンクをクリックします。ここで選択したコンポーネントに関するセキュリティに関する統計情報などが表示されます

    _images/TradingMainCASSecurityAnalytics.png
  3. ドロップダウンリストから Last 30 minutes を選択します。WAF Suspicious vs Normal Traffic まで画面をスクロールします。 トラフィックジェネレータがこのコンポーネントに対し動作した事により、グラフが表示されていることが確認できます。 これはオペレータが指定した時間間隔の中で悪意あるトラフィックの急激な増加を直ちに知ることができます。以前の時間と比較しし、セキュリティイベントの急激な変化ないか確認してください(Prev Day がデフォルトで選択されています) 次のステップで利用するため、グラフの急激な増加が見られた地点にマウスを置き、その発生時間をメモしてください

    _images/TradingMainCASSecurityAnalyticsLast30.png
  4. “Top URIs Targeted” list” まで画面をスクロールしてください。このリストは攻撃の対象となったURIを多いものから表示します。 右のドロップダウンに表示されるオプションからフィルタリング機能を利用することが可能です

    _images/AnalyticsTopURIs.png
  5. “WAF Top Threats” リストを確認するため、画面をスクロールしてください。このリストは、Attack Types (default selection)や、Signatures を元にした脅威をリストにしたものです 右のドロップダウンに表示されるオプションからフィルタリング機能を利用することが可能です

    _images/AnalyticsTopThreats.png

Note

イベントデータの量に依存して、”WAF Top Threats” リストの表示に時間がかかる場合があります

Note

WAFをMonitor Only Modeでデプロイした場合にも、Analytics や イベントのデータは潜在的な攻撃を判断するために有用です。また、これらのデータをSplunkやDatadogに送付することが可能です

Security Events を確認する
  1. Security Events をクリックしてください。ここはセキュリティイベントが記録されており、リクエストの詳細などが確認できます

    _images/TradingMainCASComponentEvents.png
  2. 対象となる日時を選択し、グラフを確認します。Last 24 hours と現在表示されているドロップダウンリストをクリックし、Last 5 minutes を選択します

    _images/TradingMainCASComponentEventsLast5.png
  3. より詳細なセキュリティの情報を確認するため、特定の行をクリックします。画面右側にイベントの詳細が表示されます

    _images/TradingMainCASComponentEventsDetails.png
  4. THREAT ORIGIN セクションで詳細を確認するため画面をスクロールし、Remote Address のフィールドを確認してください。マウスカーソルをこの項目に合わせ、funnel アイコンをクリックしてください。この操作により、フィルタを作成します。この操作により、”Security Events” リストを “remote address” でフィルタしました

    _images/TradingMainCASComponentEventsDetailsIP.png

    Note

    Notice that many “Event Details” data points can be used as filters. This powerful filtering feature allows for quick pattern detection.

  5. 現在特定のIPアドレスでフィルタされたセキュリティイベントリストが表示されています。 フィルタされたリストから、アクセスもととなるユーザは妥当なユーザであるかどうか確認してください

    _images/TradingMainCASComponentEventsDetailsIPFiltered.png
  6. Security Analytics リンクをクリックしてください。イベントに関連する Signature ID を確認するため、WAF Tuning リンクをクリックしてください。

    _images/TradingMainCASComponentTuning.png
  7. ID 200013018 のSignatureをクリックしてください。高いパーセンテージを示すViolationとして表示されています。 これはリクエストに対する意図しないブロックでしょうか?”False Positive(誤検知)”が発生している可能性もあります

  8. View Events ボタンをクリックし、このリクエストが誤検知であるかどうか確認するためリクエストの情報を確認します

    _images/TradingMainCASComponentTuningSelect.png
  9. 前のステップで、Attack Signatureでフィルタされたセキュリティイベントのリストが表示されています。拒否されたリクエストの一つをクリックし、右に表示される詳細を確認してください

    _images/TradingMainCASComponentEventsDetailsSigFiltered.png
  10. 拒否の詳細を確認するため THREAT TARGET セクションを確認してください。以下の Request Detail でハイライトされた部分を確認してください。これは実際にWAFが拒否したGETリクエストです:

    _images/TradingMainCASComponentEventsRequest.png
  11. クロームで新しいタプを開き、開発者ツールを有効にした状態でアプリケーションにアクセスしてください URLは http://trading.acmefinancial.net/wp-admin/admin-post.php?do_reset_wordpress です。このリクエストでユーザにどの様に見えるか、動作を確認してください。 何が見えましたでしょうか? レスポンスに “Support ID” が確認できます。これはセキュリティログの詳細にも記録されるこのイベントを示すIDです

    _images/TradingMainCASComponentBlocked.png
  12. このラボではリクエストが誤検知であると想定して確認を進めました。NGINX Controllerの管理画面で、次のセクションで利用するため、Signature IDをイベントの詳細からコピーしてください

_images/TradingMainCASComponentEventsCopy.png
WAF policy のチューニング
  1. コンポーネントのSecurity Configurationを変更するため、Edit Config をクリックしてください

    _images/TradingMainCASComponentEventsQuickEdit.png
  2. Security をクリックし、signature ID 200013018 を “Disable Signatures” テキストボックスに貼り付けてください

    _images/TradingMainCASComponentSignature.png
  3. コンポーネントのセキュリティポリシーを更新するため Submit をクリックしてください

    _images/Submit1.png

Note

WAF コンポーネントの設定が完了すると、以下のように見えます:

  1. 少なくとも30秒間の間を開け、再度ブラウザでの接続を試してください。現在はリクエストが許可されることを確認してください(出力は 404エラー ですがWAFによる制御は行われない状態となっています).

    _images/TradingMainCASComponentNotBlocked.png

Lab 2 - Application Security (API)

このラボのゴールは、NGINX Controller Application Security ModuleをAPIを通じて操作することです

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Alter Security Settings in API

あなたはNGINX ControllerのREST APIを通じてWAFを有効にしたり設定を変更したりする方法がわかりますか? これを達成するのが、PostmanやRed Hat Ansibleなど構成管理ツールを用いた自動化です。 このラボでは、PostmanをWindows jumphostから操作し動作を確認します

Postmanを用いて、Component の Security Settings を更新する
  1. jumphostで Postman を開きます。NGINX Controller 3.x Collection を開きます

    _images/PMcoll1.png
  2. Common TasksUser Logon を開き Login to Controller – Natasha Romanoff - AD を選択します

    _images/PMcollNatasha.png
  3. Postman Send を選択します

    _images/PMsend11.png

    Note

    Controller responds with a “204 No Content” response and an authentication cookie.

  4. Retail-Development EnvironmentApplication - trading を開きます Application trading サブフォルダを開き、2) Create Component - main (CAS monitoring) を選択します

    _images/PMTradingMainCASMonitoring.png
  5. Postmanのリクエストエリアにある Body をクリックしてください。PUT リクエストのペイロードを確認してください。 JSONの desiredState, security 配下のプロパティ値は前回のラボでデプロイした Component に関する内容であることが確認できます

    _images/PMTradingMainCASMonitoringBody.png
  6. Postmaneで Send を選択します

    _images/PMTradingMainCASMonitoringSend.png

    Note

    NGINX Controllerは “eventual consistency model” に従います。APIはPostmanのリクエストに “202 Accepted” ステータスコードを返します。 NGINX Controllerは現状動作し、意図した状態であることが確認できます

    _images/PMTradingMainCASMonitoringConfiguring.png
コンポーネントの変更を確認する
  1. Chromeを開きます。NGINX Controllerに接続しているタブで以下手順に従ってログインします

  2. BookmarkからNGINX Controller UIにアクセスしてください

    _images/ControllerBookmark3.png
  3. NGINX Controllerの特権を持たないユーザである Natasha Romanoff でログインしてください

Username Password
natasha@acmefinancial.net Natasha123!@#
_images/ControllerLogin-Natasha1.png
  1. Services メニューを開いてください

    _images/Tile-Services2.png
  2. Apps を選択します

    _images/Services-Apps2.png
  3. Trading Application (CAS) appを開きます。Trading Main コンポーネントの**WAF Enablement Status** 、**WAF Monitoring Only Status**が “On” であることを確認できます

    _images/PMTradingMainCASMonitoringVerifyApp.png
  4. Components セクションをクリックしてください

    _images/PMTradingMainCASMonitoringVerifyComponent.png

Module 5 - Caching

このセクションでは、NGINX Controller v3.22.0 で追加された Caching の機能について確認します。

Lab 1: Caching の設定を追加し、動作を確認します。
Lab 2: Caching の動作結果をGUI上のグラフで確認します。

Lab 1 - GUI で Caching を設定する

このラボのゴールは、v3.22.0 から追加された機能 “Caching” の設定と動作の確認です。 GUI/APIを使って設定することが可能です。

Important

想定時間: 10分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

NGINX Plus のキャッシュに関するデフォルトの挙動について

NGINX Plus がキャッシュサーバとして動作する場合、以下がデフォルトの挙動となります。

このラボではすでに利用した Trading Application を対象に Caching の設定を行います。
このアプリケーションサーバの応答はコンテンツをキャッシュするよう保持時間の指定はありませんので、NGINX にてレスポンスをキャッシュするよう設定します。
また、アプリケーションサーバの応答パケットに Set-Cookie が含まれますが、本ラボでは動作確認の目的からこちらのヘッダを含む場合にも、コンテンツキャッシュの対象とするよう設定します。
_images/M5L1CacheNGINXDefault.png
NGINX Plus にキャッシュを保存するディレクトリを作成する
  1. “nginxplus-3” インスタンスにログインしてください。”PuTTY” を開き、保存済みのホストより nginxplus-3 を選択し、Open をクリックしてください

    _images/M5L1Putty.png

    Important

    もし、Puttyがサーバのホスト鍵に関する警告を示した場合、接続のため Yes をクリックしてください これは、ラボ環境の各ホストでユニークなhost keyを生成するため生じるものです

  2. キャッシュで利用するディレクトリを作成してください

    $ mkdir -p /tmp/cache/store1
    
App Componentを開く
  1. Chromeを開く

  2. ブックマークよりNGINX Controller のGUIにアクセス

    _images/ControllerBookmark4.png
  3. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter3.png
  4. Services を開いてください

    _images/Tile-Services3.png
  5. “Apps” を選択してください

    _images/Services-Apps3.png
  6. “Trading Application (CAS)” app を開いてください

    _images/TradingMainCASApp1.png
  7. “Trading Main Component” を選択し、設定を変更してください

    _images/TradingMainCASComponent1.png
ADC に Caching を設定する
  1. request_uri メニューを開き、”Enable Caching” を有効にしてください。表示された画面にパラメータを入力します。

    _images/M5L1cache.png
  2. 以下の通り項目を入力してください

    • 設定追加画面
    _images/M5L1cache2.png
  3. そのまま画面を下にスクロールし、DISK STOREの内容を以下の通り項目を入力してください

    Field Value
    Path /tmp/cache/store1
    Max Size 10m
    Min Free 10k
    In Memory Store Size 5m
    Is Default TRUE
    • 設定追加画面
    _images/M5L1cache3.png
  4. 左のメニューから Programmability を開きます。 Response Header Modification に以下の通り追加します

    Field Value
    Action ADD
    Header Name X-Cache-Status
    Header Value $upstream_cache_status
    • 設定追加画面
    _images/M5L1cache4.png
  5. 左のメニューから Snippets を開きます。 URL Snippets に以下の通り追加します

    Field Value
    URI Snippet URI Snippet
    proxy_cache_valid any 1m;
    proxy_ignore_headers Set-Cookie;
    Applicable URIs /
    • 設定追加画面
    _images/M5L1cache5.png
  6. 画面右上の Submit をクリックしてください。

    _images/M5L1cache6.png
  7. 参考情報です。設定が完了すると以下のようにフォルダが生成されます。 nginxplus-4 にて確認してください

    $ sudo ls -l /tmp/cache/store1/*
    /tmp/cache/store1/app_centric_retail-development|trading|main|:
    total 0
    
動作を確認する
  1. Chromeブラウザを開き、 Secret Tab (New Incognito Window) を開いてください。

    _images/M5L1chrome.png
  2. ブラウザ上で右クリックメニューを開き 開発者モード(Inspect) を開き、 Network タブに移動してください。

    _images/M5L1chrome2.png _images/M5L1chrome3.png
  3. キャッシュを生成するため、 http://trading.acmefinancial.net/ へアクセスしてください。
    キャッシュのステータスを Response Header の情報から確認します。
    section-1-bg.jpg を選択し、 Response HeadersX-Cache-Status の内容を確認してください
    _images/M5L1cacherequest1.png
  4. 一旦 Secret Tab を閉じ、上記手順を参考に再度 Secret Tabhttp://trading.acmefinancial.net/ へアクセスしてください。
    section-1-bg.jpg を選択し、 Response HeadersX-Cache-Status の内容を確認してください
    _images/M5L1cacherequest2.png
先程 MISS となっていたステータスが、 HIT となっています。
これは MISS:キャッシュが存在しない状態 であったため、NGINXが設定に従ってキャッシュファイルを生成し、その後のアクセスで HIT:正しく該当するキャッシュを応答した という状態を示します。

Note

このラボではキャッシュ時間を 1分 と短く設定しています。
もし、ブラウザでの操作やその他動作確認でキャッシュ時間を長く設定したい場合には、 proxy_cache_valid の時間を適宜変更してください

Lab 2 - GUI で Caching のステータスを確認する

このラボのゴールは、v3.22.0 から追加された機能 “Caching” のステータスの確認です。

Cachingのステータスについて、 AppComponent の単位で状況を確認いただけます。 この項目では参考に、 Component で状態を確認した結果を表示します。

Important

想定時間: 5分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

App Componentを開く
  1. Chromeを開く

  2. ブックマークよりNGINX Controller のGUIにアクセス

    _images/ControllerBookmark4.png
  3. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter3.png
  4. Services を開いてください

    _images/Tile-Services3.png
  5. “Apps” を選択してください

    _images/Services-Apps3.png
  6. “Trading Application (CAS)” app を開いてください

    _images/TradingMainCASApp1.png
  7. “Trading Main Component” を開いてください

    _images/M5L2TradingMainCASComponent.png
GUIで状態を確認する

Lab1で確認した内容を参考に、ステータスをご確認ください

  1. Overview をクリックし、 Caching Metrics のタブを開きます
    各項目が表示されておりますので、適宜内容をご確認ください。
    右上の項目から、対象となる時間等選択することが可能です。
    _images/M5L2CacheMenu.png
  2. Cache Size: Cache のサイズ

    _images/M5L2CacheStatus1.png
  3. Cache Hit Responses: Cacheサーバが有効なCacheとして応答した数

    _images/M5L2CacheStatus2.png
  4. Cache Miss Responses: Cacheに該当するデータがなく、Originサーバからデータが取得された数。(このMissの後、キャッシュされる場合があります)

    _images/M5L2CacheStatus3.png
  5. Cache Stale Responses: Origina Serverが正しく応答せずStaleとなった数。proxy_cache_use_stale を設定した場合に有効となります

    _images/M5L2CacheStatus4.png

Module 6 - Snippets

このセクションでは、NGINX Controller v3.22.0 で追加された Snippets の機能について確認します。こちらを利用し自由に設定を追加することが可能です。 Snippets はすでに Caching で動作を確認しています。

この章では Snippets の設定項目を確認し、改めてその機能について確認をいただきます。

Lab 1: Snippetの機能を使って設定を追加し、どのように反映されるか確認します

Lab 1 - GUI で Snippets を設定する

このラボのゴールは、v3.22.0 から追加された機能 “Snippets” の設定と動作の確認です。

Important

想定時間: 10分

Note

このラボの手順はラボを実施する方がWindows jumphost – jumphost-1 から操作する手順を示しています。 接続方法についてはこちらを参照ください。 F5 Labs - Index

Snippets について

Snippets はNGINX Controller ADCのGUI/APIで、通常のNGINX Configと同様に記述した設定を そのまま 対象のNGINX Plusに追加・反映する機能です。

Snippets は5種類の設定項目があり、それぞれの設定に応じて GatewayComponent のメニューで設定を追加します。

Snippet 内容 Endpoint
httpSnippet 設定をHTTP Blockに追加します Gateway
mainSnippet 設定をMain Blockに追加します Gateway
streamSnippet 設定をStream Blockに追加します Gateway
uriSnippets 設定を対象GatewayのServer Blockに追加します Gateway
uriSnippets
設定を対象ComponentのServer Block
またはLocation Blockに追加します
Component
workloadGroupSnippets 設定をUpstream Blockに追加します Component

Note

URI Snippets は TCP/UDP のコンポーネントでは動作しない場合があります

その他 Snippets の詳細については About Snippets をご確認ください

GUI を開きます
  1. Chromeを開く

  2. ブックマークよりNGINX Controller のGUIにアクセス

    _images/ControllerBookmark5.png
  3. NGINX Controller のadmin accountである、Peter Parker でログインしてください

    Username Password
    peter@acmefinancial.net Peter123!@#
    _images/ControllerLogin-Peter4.png
  4. Services を開いてください

    _images/Tile-Services4.png
Gatewayを開き、Snippetを追加します
  1. “Gatweay” を選択してください

    _images/M6L1gateways.png
  2. echoappgw を開いてください

    _images/M6L1echoappgw.png
  3. “Edit Config” をクリックし、設定画面に移動します

    _images/M6L1echoappgw-Edit.png
  4. “Additional” をクリックします。Config Snippets まで画面をスクロールし、Gateway で対応しているSnippetsに設定を追加します

    Field Value
    Main Snippet worker_rlimit_nofile 2048;
    HTTP Snippet allow 192.168.1.0/24;
    Stream Snippet allow 192.168.2.0/24;
    URI Snippet allow 192.168.3.1/32;
    Applicable URIs http://echoapp.net
    • 設定追加画面

      • _images/M6L1echoappgw-GatewaySnippet.png
  5. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/M6L1Submit.png
App Componentを開き、Snippetを追加します
  1. “Apps” を選択してください

    _images/Services-Apps4.png
  2. echoapp を開いてください

    _images/M6L1echoapp.png
  3. echoappcomponent を開いてください

    _images/M6L1echoappcomponent.png
  4. “Edit Config” を選択してください

    _images/M6L1echoappcomponent-EditConfig.png
  5. “Snippets” をクリックしてください。 “URI Snippets” 、 “Workload Group Snippets” の欄があります。各設定を追加するため、 Add URI SnippetAdd Workload Group Snippet をクリックしてください

    _images/M6L1echoappcomponent-Snippets.png
  6. Component で対応しているSnippetsに設定を追加します。以下の内容を参考に設定を追加してください

    Field Value
    URI Snippet allow 192.168.4.1/32;
    Applicable URIs /
    Workload Group Snippet sticky cookie echo_cookie expires=3h domain=.$host path=/;
    Applicable Workload Groups Echo Backend (自動的に Select Allもチェックされます)
    • 設定追加画面

      • _images/M6L1echoappcomponent-URISnippets.png
      • _images/M6L1echoappcomponent-WLSnippets.png
  7. Submit をクリックし、操作を完了させてください

    _images/M6L1Submit.png
CLIより、Snippet で追加した内容を確認します
  1. “nginxplus-3” インスタンスにログインしてください。”PuTTY” を開き、保存済みのホストより nginxplus-3 を選択し、Open をクリックしてください

    _images/M6L1Putty.png

    Important

    もし、Puttyがサーバのホスト鍵に関する警告を示した場合、接続のため Yes をクリックしてください これは、ラボ環境の各ホストでユニークなhost keyを生成するため生じるものです

  2. 設定を確認します

Snippet の反映結果確認
 1
 2
 3
 4
 5
 6
 7
 8
 9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
$ egrep 'http {|stream {|server {|listen |server_name |location |Echo Backend|allow |echo_cookie|worker_rlimit_nofile' nginx.conf
http {
        allow 192.168.1.0/24;
        upstream 'Echo Backend_http_68fc5a3b-b6a2-4b9b-b2cd-fdd119d933e8' {
                zone 'Echo Backend_http_68fc5a3b-b6a2-4b9b-b2cd-fdd119d933e8' 160k;
                sticky cookie echo_cookie expires=3h domain=.$host path=/;
        server {
                server_name _;
                listen 443 ssl;
                listen 80;
        server {
                server_name trading.acmefinancial.net;
                listen 80 reuseport;
                location / {
                location /api {
        server {
                server_name trading.acmefinancial.net;
                listen 443 ssl reuseport;
                location / {
                location /api {
        server {
                server_name echoapp.net;
                listen 443 ssl;
                location / {
                        allow 192.168.4.1/32;
                        proxy_pass 'http://Echo Backend_http_68fc5a3b-b6a2-4b9b-b2cd-fdd119d933e8';
        server {
                server_name echoapp.net;
                listen 80;
                allow 192.168.3.1/32;
                location / {
                        allow 192.168.4.1/32;
                        proxy_pass 'http://Echo Backend_http_68fc5a3b-b6a2-4b9b-b2cd-fdd119d933e8';
        server {
                server_name 127.0.0.1;
                listen 127.0.0.1:49151;
                location /api {
worker_rlimit_nofile 2048;
stream {
        allow 192.168.2.0/24;

順に設定について確認します。

  • Gatweay Snippet
    • Main Snippet で指定した内容は、38行目に設定されています
    • HTTP Snippet で指定した内容は、3行目に設定されています
    • Stream Snippet で指定した内容は、40行目に設定されています
    • URI Snippet で指定した内容は、28行目、29行目の通り Applicable URIs で指定した server_name と listen port に該当する Server Block で有効になっており、30行目で許可アドレスが設定されています
  • Component Snippet
    • URI Snippet で指定した内容は、Componentの対象となる、location / 内となる 25行目、32行目に設定されています
    • Workload Group Snippet で指定した内容は、Echo Backend 内のセッションパーシステンスとして 6行目に設定されています
おめでとうございます!! NGINX Controller Lab はこれで完了です。